Zoom講演会 @在日大韓基督教会関西地方教会女性連合会

 

11月13日(土)、下記の内容をZoomでお話させていただきました。

他にも私が経験した5つの教会の話、地下教会のみなしごと私の聖霊体験、妻を通しての奇跡。

そして、申命記10:19。

 

みんなでベト飯食べに行こうよ、というのが結論でした!

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

在日ベトナム人への宣教と私                 

                                                                                                                    by VBTJ   大塩 英人

 

(1)証 ------- 強すぎた私から

+ 哲学(ポスト構造主義)を学び、積極的な無神論者・ニヒリストだった大学時代。

+ 世界を見て、アメリカンドリームを追って、失敗し、そうして教会へ。

+ 大切な妻、家族とは?コミュニティとは?主から与えられたものへの感謝。

+ フツーの信徒だった私を変えたもの。それは与えること。

+ 立ち上がった。妻も。そうしたら、地下教会から、さらに与えられた。

 

(2)VBTJはどのような活動をしているのか?

+ 2021年6月VBTJ第1回総会の議案から

(A)年3 回のニュースレターの送付 ----- 励まし

(B)ベトナム語聖書・光あるうちに・旧約聖書入門の協力教会への配布(現在127教会)

(C)マンガメサイヤ・マンガ創世記(&マンガ塩狩峠)の翻訳、配布。

1)マンガ創世記: 翻訳は平野教会へ依頼済。

2)マンガ塩狩峠: 出版元いのちのことば社との交渉が必要。

(D)在日ベトナム人に働きかけようとしている日本の教会の周辺的活動への支援。

例えば、日本語学校、料理教室、多国籍カフェ

(E)在日ベトナム人教会(東京、大阪、名古屋)にベトナム人教職者を。生み出し育てる。

(F)将来(予算ができたら)トラクト作成、ベトナム人宣教師、奨学金、イベント協賛

+ 現在、運営委員は7名。

牧師2名、元宣教団体リーダー1名、国内宣教師1名、教会長老2名、そして私。

+ 私はベトナム在住なので実際は何もできない。何かを言える資格もない。ただ、

― あまりにひどい不正義に我慢がならず立ち上がった。

― ベトナム語聖書と三浦綾子さんの本を送るアレンジをした。

― 日本に向けて、声を張り上げてみた。

それからあとは、すべて、主ご自身の働き。

 

(3)“世”について

+ 文化命令(創世記1章26節-28節)“支配せよ”とは何か?=>“代理で、ケアをせよ。”

旧約聖書で、“明確に”ケアをするべき対象は、

=>やもめ、みなしご、在留異国人(在日ベトナム人?申命記10:18-19)

現代では、さらに広く、

=>ホームレス、障害者、幼児、病人、老人、売春・薬物中毒・犯罪からの更生、etc.

社会的弱者に対し、“あわれみの心”を持つことは、“みこころ”である。

+ 聖書全体の構造は、創造があり、旧約があり、十字架(新約:悔い改めと新生)があり、

聖霊様との歩み(聖化)があり、そして、永遠の世界(栄化)である。

+ 世において、私たちが新生した時の悔い改めに留まって、用意されている感謝と喜びの道

(聖化)を歩まないのであれば、救われていたとしても、次世代の信仰者は生まれない。

+ 使命。死んだ後に賜物は使えない。パウロは“すべての人に、すべてのものとなりました。

それは、何とかして、幾人かでも救うためです。”(第1コリント9:22から)

 

(4)本日のポイント --- ヒューマニズムではなく、神の国の到来を待ち望む者として。

+ 大宣教命令とは、実際、“ 弟子づくり=> 次世代づくり ” 命令である。

信仰に導いた弟子との関係、また導いてくださった師との関係は、感謝と喜びを生む。

弟子の足を洗うことは、“修行・苦行”ではない。                     (課題1)

+ 私たちは、全能なる主から、“非常に良いもの”として作られた。神の最高傑作である。

自我が強すぎる日本人も、性格の弱いベトナム人も、欠陥品などではない。  (課題2)

+      みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ!

希望とともに生きること。希望は、死の直前ではなく、今、与えられる。   (課題3)

 

    課題1:次世代への福音伝道の思い(聖化)をブロックするもののリスト。祈ろう。

+ 自分がクリスチャンであることを、まだ周りの人たちに言っていない。

+ 結果が出ないと恥ずかしい。断られると自分が傷つく。人間関係が悪くなる。

+ 私はまだ若い、私はもう年寄りだ、私は主婦だから、私は会社員だから、私は忙しい、

私は友だちが少ない、自分はそんなに立派ではない、etc.、牧師や教会役員がやるべきだ。

+ 偽善者、信仰が弱いくせに、社会派だ、家族が先だろ?祈っていない、etc.、批判される。

 

質問:

1. これら全てに共通しているものがある。それはいったい何だろうか?

2. 在日ベトナム人に宣教するときにも、ここにリストした思いを持つのだろうか?

 

    課題2:日本のクリスチャン人口比率が韓国のようになるためには?考えてみよう。

(A)日本のクリスチャン人口

+ イエス様が天に昇られ2000年。仮に人が信仰を持ってから最後までの時間を平均25年間

とすると、80世代が過ぎたことになる。

+ 現在の世界のクリスチャン人口は約24億人である。

+ それゆえ、過去2000年間で1名が生み出した“次世代の数”の世界平均は1.31人である。

+ 現在80万人の日本人クリスチャンの数は、200年後(8世代後)にはどうなっているか?

1.31人の8乗は8.67人であり、80万倍は693 万人。1.31人 / 人の伝道の速度を8世代継続

できれば、200年後には日本のクリスチャン人口は693万人になっているはず。

(B)200年後の日本の総人口

+ 子供は生まれた瞬間から国家から大きな負債を負わされ、女性は虐げられている。

+ 2100年で4771万人と予想されているので、2221年頃の日本の人口は2000万人である。

 

 

出典:国土交通省「国土の長期展望」中間とりまとめ概要

(平成23年2月21日国土審議会政策部会長期展望委員会)

 

(C)従って、200年後、日本のクリスチャン人口は35%になっている。

+ “わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである。”(第2コリント12:9から)

+ 200年後は遠い将来と思うがキリスト教2000年の歴史ではたった10%である。過去には、

主は、バビロン捕囚などのさまざまな方法を用いられた。これは単なる例だが、私たちの

生きている短い時間の感覚を捨て、“永遠の時間の中にある”今をどう生きるかが大切。

 

質問:

あなたの信じている永遠の時間の中においては、やもめ、みなしご、在留異国人のような

虐げられた人たちは、1.どこにいるのか? 2.理由は?

 

    課題3:在日ベトナム人は40万人以上。

+ SAEMOONAN教会のホームページ( http://www.saemoonan.org/japan/Sub_05_01.aspx

4) ベトナム宣教:国内滞在の移住労働者宣教
神様が韓国に外国人勤労者を送ってくださったのは、海外に出なくても福音を述べ伝えられる

特別な機会を与えられるためである。宣教師を派遣することより成果もあり、費用面でも大変

経済的である。本教会は勤労者宣教の重要性を感じ、10年前から独特な言語を持ち、韓国との

共通点の多いヴェトナム勤労者を相手に礼拝と奉仕を実施している。----  以下、省略 ----

+ 平野教会はソックリな活動をしている。皆様の手で、大阪北部、京都、神戸にも拠点を。

 

質問:

1.  なぜSAEMOONAN教会は(在韓ベトナム人)勤労者宣教の重要性を感じたのだろうか?

  1. 2.  彼ら彼女らに “家族” の話をしてもらう、ベトナム料理を作ってもらう事はできないのか?

 

---------------------------------------------------------------------------------------------

皆様と皆様のご家族の上に、主の豊かな恵みがありますように。